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7月1日付で院長に副島秀久副院長が就任
 済生会熊本病院 須古院長は同院名誉院長に

社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院(熊本市近見5丁目)の院長に7月1日付で、副島秀久副院長が昇格した。95年から院長を務めた須古博信院長は、同院名誉院長に就任するとともに、引き続き同院、みすみ病院、福祉センターを統括する支部熊本県済生会の支部業務担当理事も務める。
副島秀久(そえじま・ひでひさ)院長は1949(昭和24)年12月2日生まれ、59歳。北九州市出身。75年熊本大学医学部卒業後同泌尿器科入局、81年同大学大学院修了後同泌尿器科助手、86年米ミシガン大学腎生理学教室留学、88年熊本大学医学部泌尿器科講師、89年済生会熊本病院人工透析科医長、91年同腎泌尿器センター部長、01年同管理運営部長、02年TQMセンター長・副院長、06年第7回日本クリニカルパス学会総会会長。趣味はフルートやギターなどの楽器演奏。
副島院長は「須古前院長の方針を引き継ぎ、今後もベストホスピタルを目指す。TQM部の成果を医療の現場へ反映し、患者さんやご家族の満足度を高めていきたい」と抱負を述べた。
また、急性期病院の役割として「断らない救急を掲げており、100床当たりの年間救急車搬送入院数は日本一。限られた病床数で、今後も地域医療機関との連携を高めていく必要がある」と話した。
07年に本館南側に完成した外来がん治療センターに関しては「化学療法や放射線治療のトモセラピーは順調で、県外からも治療にこられている。また、併設の健診センターには64列マルチスライスCTを導入し、これまでの内視鏡検査より体の負担の少ない大腸CT検査を開始した。早期発見、早期治療を推進していきたい」と述べた。
同院は1935年に設立、病床数は400床、職員数は1442人、診療内容は脳卒中センター、心臓血管センター、呼吸器センター、腫瘍・糖尿病センター、脊椎(せきつい)・関節外科センター、腎・泌尿器センター、外科センター、消化器病センター、健診センター。同院の役員は以下の通り。
▼名誉院長 宮川全孝、須古博信▼院長 副島秀久▼副院長兼看護部長 道端由美子▼副院長 正木義博▼管理運営部長 平山統一、町田二郎、多田修治、西徹 (横山)

週刊経済:2009年7月7日発行 No.1531

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