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貸し切りバス事業の新会社設立を計画
 元熊本バス常務の田副さん 来年4月に

元熊本バス常務の田副博之さん(53歳)は、貸し切りバス事業の新会社設立を計画している。来年4月にも設立する見通し。
新会社の名称は褐F延(ゆうえん)鉄道21。社長には田副さんが就任する。従業員は4、5人で、大型バス1台体制からスタート。熊本への観光客や高齢者を対象とした観光バス事業のほか、環境対策事業や教育事業も手掛け、将来的には鉄道事業にも参入したいという。田副さんは「社名は熊本バスが鉄道事業を行っていた頃の旧社名・熊延鉄道から取った。熊延鉄道は春竹駅(現南熊本駅)から砥用駅までを結んでおり、祖父(故田副清氏)が社長を務めていた頃に宮崎県延岡市まで路線を延ばしたいと計画していたが、実現には至らなかった。新会社でこの夢を何らかの形で引き継げれば、と思っている。設立から当面は貸し切りバス事業に集中する」と話している。
田副博之(たぞえ・ひろゆき)氏は熊本市出身、1954(昭和29)年12月15日生まれ、53歳。県立第二高校美術科―大阪芸術大学中退。81年に熊本バスに入社、88年取締役、90年から常務を務めた。94年取締役退任、95年に退社後、ビジネスホテルを経営していた。 (佐藤奈)

週刊経済:2008年4月22日発行 No.1472

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