アサリのスープパスタ製造を業務受託
　味の瑳峨　東京都のシェルフーズから

弁当・総菜製造業の�竃｡の瑳峨（八代市新浜町、下田浩子社長）はこのほど、食品開発などを手掛けるシェルフーズ�梶i東京都調布市）からアサリのスープパスタ製造販売の業務委託を受けた。
味の瑳峨はアサリの洗浄と袋詰め、スープパックのシール加工、加熱、冷凍、箱詰めなど製造工程を請け負うほか、商品の販売を担当する。商品は専門店やレストランなどに販売するほか、近く、個人向けの通信販売用に同商品をＰＲするホームページ「Ａｇａｓｉｊａ（アガシーヤ）」を開設する。製造には当面既存設備を使うが、将来的には設備投資も視野に入れているという。同商品は有明産アサリを使ったパスタ用液体スープとパスタをセットにしたもの。１人分のスープが入ったビニールパックにアサリの身と殻が１対１の割合で入っている点などが特徴という。当面は「ペペロンチーニソース」「ジェノバソース」の２種を製造し、早ければ年内にも発売する。
同社は１９９３年７月設立、資本金は７６００万円。従業員は２４０人。八代を中心に１７店舗出店しているほか、弁当などの仕出し販売をしている。「電子レンジで簡単にプロの味が楽しめる商品。冷凍での発送なので全国をターゲットにすることができる。地元農産物などを使った商品開発をして、農商工連携などに向けた動きもしていきたい」と話している。 （東）