トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

無臭全粒大豆粉を使った乾パンを発売
 自然農園蓮華とMarch 県外店舗での販売も検討

山鹿市来民の雑穀店、自然農園蓮華(田義彦代表)とパン店のMarch(熊本市西原1丁目、大林弥生代表)はこのほど、同農園の無臭全粒大豆粉「そい・ぷーどる」を使った乾パンを発売した。
個々のユーザーが「ツイート」と呼称されるつぶやきを投稿し、コミュニケーションを取るインターネットサービスの「ツイッター」でのやり取りから誕生したコラボレーション商品。糖質が低く、米粉や小麦粉に比べカルシウムや葉酸、食物繊維を多く含んでいる「そい・ぷーどる」を、小麦粉と天然酵母菌を加えて製作する。価格は150円(50g)でアオサやほうじ茶、チーズなど現在9種類。販売は同店のみ。また、来年から贈答用商品として福岡のマリノアシティ内の「九州のムラ市場」や東京方面の店舗での販売も検討しているという。同農園の高田明子さんは「『そい・ぷーどる』は使い勝手が良くさまざまな食品に多用できる。今後はレシピを一般の方から募集するコンテストなどを企画し、さらなる商品づくりを行っていきたい」と話している。
自然農園蓮華は2005(平成17)年創業。国産雑穀家庭用粉などの製造・販売を手掛けている。スタッフは3人。
Marchは2009年10月にオープン。添加物不使用や国産の小麦粉使用、自家製のぶどう酵母使用などの方針を掲げ、店内で約30種類のパンや菓子・ケーキ、雑貨などを販売している。 (堀)
週刊経済:2010年12月7日発行 No.1601

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから