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海外3拠点に20億円投資し生産設備を増強
 合志技研工業 現地の市場拡大で

ホンダ系の部品メーカー・合志技研工業梶i合志市豊岡、山田敏雄社長)は、今年度中に海外3拠点に20億円を投資し、生産設備を増強する。
ホンダの現地法人による増産に対応する。海外売上の約6割を占めるタイの生産子会社「サイアム ゴウシ マニュファクチャリング」では、今年度中に2輪部品製造の工場(建築面積3万8千u)に10億円を投資。プレスや溶接、塗装関係の生産設備を増強するほか、4輪向けの塗装設備も導入。ベトナムの生産子会社「ゴウシ タンロン オートパーツ」では、2輪部品製造の工場(同1万5千u)に5億円を投じ、金型や溶接関係の設備を増強。新車種の生産拡大に対応し、10月から稼動させる。また、インドの生産子会社「ゴウシ インディア オートパーツ」では、2輪部品製造の既存工場(同7700u)に3300uの建屋を増設し、溶接関係の設備を入れる。来年1月に完成、2月から稼動する。
同社は1974(昭和49)年設立、資本金は5億円。2011年3月期の連結売上高は430億円で、海外子会社の売上高が約8割の360億円を占める。国内では今後、事業の見直しや再構築を進め、2輪大型車や4輪部品へのシフトや老朽化した設備の入れ替えのほか、新規事業を計画している。 (大島)
週刊経済:2011年6月21日発行 No.1627

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