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菊池市大琳寺に医師会立病院を新築移転
 菊池郡市医師会 来年6月末に完成

菊池郡市医師会(菊池市隈府、岩倉雄一郎会長)は、同市亘の医師会立病院(矢野智彦院長)を同市大琳寺に新築移転する。完成は来年6月末、診療開始は同10月の予定。
現在の病院が老朽化・狭隘(きょうあい)化しているため、医療施設耐震化臨時特例交付金を活用し建て替えるもの。場所は国道387号沿い、カネボウ菊池電子跡地。敷地面積は1万9672uで、現在の約2倍に広がる。建物は鉄筋コンクリート造り5階建て、延べ床面積は約1万1800u。
1階は外来と健診、検査、手術室など。2階はリハビリテーション室と透析室のほか、管理部門や会議室などを設ける。3〜5階が病棟で、病室は現在の138床から1割減らし124床にする。新病院建設に伴い、最新鋭のCTスキャンなどを導入するほか、電子カルテ化などを計画している。
菊池郡市医師会は菊池衛生兼医事会として1883(明治16)年に発足、1908年に菊池郡医師会、1958年に菊池郡市医師会に名称を変更した。菊池市と合志市、大津町、菊陽町の医師会員182人(4月1日現在)で構成する。
同医師会立病院は75年に開院した内科病院で、病床数は138床。職員数は216人で、うち医師は22人。新病院オープンまでに看護師などのスタッフを増員する。現在の病院敷地にはデイケアセンターや在宅医療部門を残し、今後充実させていく計画。
(佐藤奈)
週刊経済:2011年6月21日発行 No.1627

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