県内ＪＡなどと共同開発した茶の新商品を販売
　ＪＡ熊本経済連　名称は「優雅のここち」

熊本県経済農業協同組合連合会（熊本市中央区南千反畑町、上村幸男会長）は、１０月１日から茶の新商品「優雅のここち―熟成蔵出し―」を販売している。
同商品はＪＡ熊本経済連と県内の５ＪＡ（菊池、かみましき、熊本うき、あしきた、くま）、熊本県経済連茶指定業者２３社が共同で開発したもの。使用品種は市場評価が高いという「さえみどり」、「やぶきた」、「おくゆたか」、「おくみどり」の４種類で、栽培方法や樹齢、生葉収量などに基準を設けている。価格は８０グラム入り１０５０円。県経済連指定の店舗で販売している。
同会は「新茶の季節に摘み取った葉を低温で初秋まで寝かせる蔵出し茶。まろやかなでこくのある味わいが特徴」と話している。 （東）