「ものづくり補助金」の一次採択先を決定
　熊本県中小企業団体中央会　県内は７社

熊本県中小企業団体中央会（熊本市中央区安政町、野田三郎会長）は、３月から公募していた「ものづくり中小企業・小規模事業者施策開発支援補助金（以下、ものづくり補助金）」の県内の採択先企業７社を決定した。
「ものづくり補助金」は、平成２４年度補正予算で創設され、一定の要件を満たす中小企業または小規模事業者による試作品開発や設備投資などを支援する制度。同会が熊本地域事務局として３月から募集していたもので、３月２５日までに応募があった分を第１次締切分として審査決定したもの。採択先企業と事業計画名は、�鰹繿ｺエンタープライズ（大津町大林、上村親子社長）「人工呼吸器連動式発生補助装置の開発、製品化」、天草池田電機�梶i上天草市松島町、池田博嗣社長）「高性能街路灯用省エネランプの開発」、有園義肢�梶i八代市長田町、児玉春生社長）「３Ｄ‐ＣＡＤ／ＣＡＭを用いた座位保持装置デジタル製造プロセス構築」、�牛笆{石灰工業所（玉名市下、坂本達宣社長）「土中汚染物質を簡易に検出するための検知剤の研究開発」、金剛�梶i熊本市西区上熊本３丁目、田中稔彦社長）「ＵＨＦ帯ＲＦＩＤ技術（個体認証技術）を導入した図書館管理システムの開発」、橋本醤油（資）（同島崎１丁目、橋本和彦社長）「麹菌の機能を応用した新規発酵飲料の開発と多品種少量生産システムの構築」、アークリソース�梶i同中原町、井上聖也社長）「大腸菌を用いたアルパカ由来ＶＨＨ抗体の効率的生産技術の確立〜レジオネラ属菌検査キットの開発」。今後は第２次締切分の採択を予定している。 （宮�ｱ）