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売上高は1・2%減の54億7300万円
 熊本県民テレビ イベント中止など影響

熊本県民テレビの2014年3月期決算は、売上高が前年比1・2%減の54億7300万円、経常利益が同22・9%減の2億3600万円、純利益が2・1%増の2億500万円となった。減収は2年ぶり、純利益の増益は3年連続。配当は1500円据置。広告収入は全国ネットを含むタイムが3%増、スポットが4・2%増と好調だったが、恒例の大型イベントの中止などによりその他の事業が63・9%減。予定している社屋移転に伴う耐用年数の短縮で減価償却費が増えたが、関連会社株式の売却により増益となった。来年3月期は増収増益を見込んでいる。

専務に井上常務、取締役に斎藤執行役員
 
同社の役員人事では、専務に井上誠一郎常務、常務に森克二取締役がそれぞれ昇格。取締役に斎藤裕二執行役員営業局長、読売テレビから萩原武博スポーツ制作センター長、監査役に読売新聞西部本社の西純一常務が新たに就任する。戸井良之取締役は退任し関連の鰍jKTイノベートの社長に専任する。相宗達監査役も退任する。いずれも6月24日の株主総会後。執行役員では上席執行役員に島田正次執行役員東京支社長が、執行役員に宮本秀樹福岡支社長がそれぞれ昇格する。
斉藤裕二(さいとう・ゆうじ)氏は、西南学院大学文学部卒。読売連合広告社を経て82年に同社入社。大阪支社営業部長、報道制作局次長、福岡支社長、営業局長などを経て13年6月から現職。
荻原武博(おぎはら・たけひろ)氏は、早稲田大学政治経済学部卒。81年読売テレビ放送入社。制作スポーツ局次長、編成局制作センター長、などを経て12年7月から現職。
西純一(にし・じゅんいち)氏は、74年読売新聞西部本社入社、経理部長、人事部長、取締役総務局長などを経て12年11月から現職。
同社の役員は次の通り
▼社長 片岡朋章▼専務 井上誠一郎▼常務 佐竹裕比古、森克二▼取締役 斎藤裕二、荻原武博、松本正樹(相談役)▼非常勤取締役 谷脇源資、大久保好男、丸山淳一、福田邦子、郡祐一、矢加部和幸
(安田)
週刊経済:2014年6月3日発行 No.1776

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