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電動バイク販売を開始
 吉角 6月からは主力事業に

 バッテリー販売、蓄電システム製造・販売などの葛g角(旧渇v城電池、熊本市東区小山3丁目、吉角裕一朗社長)は1月9日から、2輪の電動バイク販売を開始した。
 電動バイクメーカーからの依頼をきっかけに始めたもの。製品名は「フロスティEV」。モーターで動く電動バイクで、全長130センチ、幅は60センチ、高さは87センチ。家庭用の100Vコンセントで充電ができ、1回の充電で最長60km走行可能。充電時間は最長8時間。モーターで動くため、ギアチェンジ音や、エンジン、マフラーの排気音がないことが特徴という。価格は36万8千円(税込)。販売目標は年間2千台。2月12、13日には、グランメッセ熊本で開かれるイベントにも出展し、走行会と販売会を実施する予定。
 吉角社長は「熊本はものづくりをする上で、とても優れた環境。地場で生まれたよい商品を販売面で支援していきたい。来期(6月)からは本事業を主力事業とし、会社全体で売上10億円を目指す」と話している。(藺牟田)
週刊経済:2015年1月19日発行 No.1808

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