「デタポン」をスマートフォンアプリ配信
　熊本放送　２市３町が情報を配信

　�褐F本放送（熊本市中央区山崎町、秋岡廣宣社長）は１月、住民情報サービス「デタポン」のスマートフォンアプリ配信を開始した。
　「デタポン」は、同社が県内の自治体（市区町村）向けに提供しているサービス。視聴者は、ＲＫＫテレビを視聴中にｄボタンを押してデータ放送を表示させることで「デタポン」のメニューからほぼ２４時間、情報を閲覧できる。現在は山鹿市、菊池市、高森町、山都町、あさぎり町の５つの　自治体が情報を配信。ワンセグのデータ放送・ウェブサイトに加え、１月からはスマートフォンアプリで提供を開始した。アプリはＡｎｄｒｏｉｄ版とｉＰｈｏｎｅ版、ともにストアからダウンロードが可能。希望する地域を登録しておくと、その地域で住民情報が発表になった際にスマートフォン画面に通知が届き、内容を即時に見ることができる。
　同社では「昨年７月の台風８号上陸、１１月の阿蘇火山噴火など、自然災害に対する意識が高まる中、本スマートフォンアプリの提供により、さらなる利用シーンの拡大が見込まれる。現在参加している自治体は防災情報以外に、普段から行政情報・イベント情報なども発信し活用しているので、ほかの自治体もぜひ関心を持ってほしい」と話している。（藺牟田）