下通ファミリープラザ内に外貨両替機を設置
 熊本銀行

�褐F本銀行（熊本市中央区水前寺６丁目、竹下英頭取）は９月２９日、同市中央区手取本町の同行下通ファミリープラザ内に外貨両替機を設置、店頭窓口以外での外貨両替業務を開始した。
台湾・高雄市との国際定期便の就航や、国際クルーズ船の寄港増加、明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録決定などを背景に外国人旅行者が県内でも増加しているため、顧客の利便性と地域活性化支援のために設置した。県内での外貨両替機の設置は初めて。ＦＦＧとしては福岡市の２店舗に続き３店舗目。場所は同町の下通アーケード沿い、マクドナルド熊本下通店北隣。営業時間は午前９時〜午後９時までで、年中無休。取扱可能通貨は米ドル、ユーロ、中国人民元、韓国ウォン、台湾ドル、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツの８通貨。一回の両替限度額は１０万円相当。同外貨両替機は買取専用のため、日本円から外国通貨への両替はできない。
設置式典に出席した竹下頭取は「観光振興による地域活性化は、地方創生策の目玉としても期待が大きい。そのインバウンドを業務の中でサポートしていきたい」話している。

江南電機など６社の保証付き私募債を引き受け

また、同行は９月２５日、電気通信工事業の江南電機�梶i同市北区植木町山本、江藤潤一郎社長）など６社、９月２９日には精密機器販売卸売業の�潟Aルファウェーブ（同市東区石原１丁目、��木進社長）の保証付き私募債を引き受けた。
９月２５日付で保証付き私募債を引き受けたのは江南電機�鰍ﾌほか、青果物卸売業の熊本大同青果�梶i同市西区田崎町、月田求仁敬社長）人材派遣業の�潟eクノクリエイティブ（同市中央区神水１丁目、三嶋一秀社長）、生コンクリート製造・販売業の�拠�山生コンクリート工場（同市北区硯川町、中山雅也社長）、医療付帯サービス業の�潟純Cズ・リーディング（同市北区飛田３丁目、中山善晴社長）、電気設備工事業の�級ｪ本計装工業（同市東区御領１丁目、岡本稔社長）の６社。
発行額は熊本大同青果が２億円で、償還期間は２年。江南電機、テクノクリエイティブ、中山生コンクリート工場、ワイズ・リーディングが５千万円。岡本計装工業は３千万円で、償還期間それぞれ５年。９月２９日付のアルファウェーブは発行額５千万円、償還期間は３年。私募債は運転資金などに充てるという。
保証付き私募債とは、一定の財務基準を満たした企業が無担保で発行する社債で、その元利金の支払いを銀行や信用保証協会が保証するもの。発行企業は長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長力などを社内外にアピールできるメリットがある。