市町村等職員採用共同試験に１９１５人が受験
 県内の市町村や一部事務組合など

県内の玉名市など７市２９町村と上天草・宇城水道企業団など１５の一部事務組合などは９月２０日、職員採用共同試験を実施した。
前年を６８人上回る１９１５人が受験した。実質競争倍率は７・２倍で、前年を４ポイント下回った。試験はそれぞれの市町村や組合などが職種に応じて教養試験、専門試験、適性検査、作文試験を組み合わせて実施。１次の筆記試験については熊本県町村会が取りまとめを行って実施した。採用予定者数の合計２６７人（前年比２５人増）に対して、全体の応募者数は２５９９人（同７０人増）。当日の受験者数は１９１５人で、実質競争倍率は７・２倍だった。採用職種は、大卒程度が一般行政職、土木などの技術職。資格免許職が社会福祉士、保健師、管理栄養士、看護師、保育士、幼稚園教諭、学芸員など。高卒程度が一般事務職、土木・建築などの技術職。消防職員が消防士と救急救命士。また、複数の団体で民間企業などの経験者を対象とした社会人枠を設けている。