トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

菊池市旭志の菊池第2工場が完成・・・・くまさんメディクス

 熊本酸素鰍ネど5社からなるくまさんグループの一社で半導体製造装置の設計・製造などを行う鰍ュまさんメディクス(熊本市北区下硯川町、白瀬嗣久社長)が菊池市旭志の菊池工場内に建設していた菊池第2工場が5月末に完成、6月1日から稼働を始めた。
 場所は工業団地「菊池市テクノパーク」B区画の既存工場西側。菊池工場は半導体製造装置の需要増に対応するため2020年12月に完成し、さらなる増産に対応するために敷地内に第2工場を建設していたもの。敷地面積(全体)約2万6600u、鉄骨造り平屋建て、建築面積約6180u。同工場では主に半導体製造の前工程で使用される枚葉式洗浄装置やバッチ式洗浄装置などを製造する。
 また、平川工場(大津町平川)でも第2工場(敷地面積約7260u、鉄骨造一部2階建て、建築面積約3790u、延べ床面積約4050u)の建設を進めており、7月末完成と8月1日からの稼働を予定している。同社ではほかにも第2栄工業団地(合志市栄)に建設中の合志工場が8月末に完成するほか、12月末には大津町の大津南工場敷地内に同第3工場が完成予定など、半導体需要の高まりに対応して製造拠点の増強を進めており、すでに完成した分も含めて22年だけで50億円以上の設備投資を予定している。
 白瀬社長は「現在の半導体需要は少なくともあと1年は続くと見ており、今後仮に需要が落ちたとしても必ず需要が復活すると確信している。現在の設備投資はその時にしっかり対応するためにも重要」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから