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御領1丁目に在宅医療に特化したクリニック・・・・前球磨病院勤務松山医師

 前球磨病院勤務の松山知生医師は5月2日、熊本市東区御領1丁目に在宅診療や訪問診療など在宅医療に特化したクリニックを開院した。
 院名は「ごりょう在宅クリニック」。場所は県道103号熊本空港線沿い、マルショク長嶺店北西側の有料老人ホーム楓真(そうしん)の1階に入居。フロア面積は165u。院内には、受付・待合室、診察室、処置室、相談室を設置。診療科目は内科。在宅診療・訪問診療に特化し、外来は予約制で受け付ける。同院では患者が自宅で測定した血圧、体温、酸素濃度などのバイタルデータをクラウド上で管理し、医師や看護師、薬剤師、介護福祉士など多職種で情報共有できるネットワークシステムを導入。ポータブル式のレントゲン装置をはじめ訪問診療に特化した各種機器を揃える。
 在宅診療・訪問診療は24時間365日対応。訪問エリアは熊本市内(西・南区を除く)と菊陽町、益城町、合志市など。心不全・呼吸器疾患の在宅管理治療などに対応する。外来の診療時間は午前9時〜午後6時まで、水曜・土曜は午後休診。休診日は日曜と祝日。スタッフは院長含め医師1人、看護師1人など計4人。
 松山知生(まつやま・ともお)院長は、熊本市出身、1953(昭和28)年3月16日生まれの69歳。熊本高校―熊本大学医学部卒、熊本大学大学院医学研究科博士課程修了。熊本市西区の介護老人保健施設なすび園施設長、人吉・球磨地域の堤病院、球磨病院内科医を経て、開業した。
 松山院長は「在宅医療・訪問診療に特化したクリニックとして、多職種連携によるネットワークを構築し、患者さんが住み慣れた場所でこれまでと同じように健康に暮らせるようサポートしていきながら、終末期医療にも力を注いでいきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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