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鹿児島市に営業所を開設・・・・九州デジタルソリューションズ

 システムソリューション提供や決済サービスなどの九州デジタルソリューションズ梶i熊本市西区春日1丁目、コ永賢治社長)は10月4日、鹿児島市下荒田4丁目に営業所を開設した。同社の営業所開設は初。
 葛繽Bフィナンシャルグループ(=九州FG、熊本市)子会社である同社が同じくグループの鹿児島銀行と連携し、鹿児島地域における顧客のDX推進を目指す。名称は鹿児島営業所。場所は同銀行鴨池ビル3階。事務所面積は約80u。従業員数は6人。自治体や企業などを対象にITソリューションの提供を軸に事業を展開し、当初は鹿児島県によるサービス業などへのDX導入計画策定の支援に同銀行などと共同で取り組む。
 9月7日に開いた九州FGの定例会見でコ永社長は「鹿児島地区で当社のデジタル技術を活用し、最適な提案を行う。システム導入からその後のサポートまでトータルで顧客に寄り添い、持続可能な地域社会の実現へ貢献していきたい」と話した。

学校徴収金管理システムが県立学校6校で採用

 決済サービスやシステムソリューション提供などの九州デジタルソリューションズ梶i熊本市西区春日1丁目、コ永賢治社長)の学校徴収金管理クラウドシステムが県立学校6校で採用され、9月から試行が始まった。来年度は熊本県立高校および支援学校の全67校で使用される予定。
 県が実施した学校徴収金管理業務のDX化に関する公募型プロポーザルで採用されたもの。教材費といった学校徴収金や学校給食費などの徴収・管理が口座振替で可能になり、スマホで口座振替の申し込みもできる。以前は紙や表計算ソフトなどを使用した各校独自の方法だったことを受け、各校同一のシステムを導入することで、教員は金銭管理に伴う負担が緩和されるほか、県立学校での業務フローが統一されるため、人員異動時の業務負担も軽減できるなどのメリットがあるという。また、来年4月から県立学校で始まる給食費の公会計化にも適用する。
 コ永社長は「当システムは教員の過剰労働という昨今における大きな社会問題の解決につながると考えている。今後は県内外の学校へも横展開していきたい」と話している。
 同社は1988年設立。資本金は2千万円、従業員数は147人。売上高は15億9400円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年11月30日発行 No.498

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