自転車シェアサービスのエリア拡大・・・・東京都のneuet

　自転車シェアサービスのneuet�梶i＝ニュート、東京都千代田区、家本賢太郎社長）は１０月２日、熊本市内で展開しているサービス「Charichari（チャリチャリ）」のエリアを拡大した。
　これまで北側は上熊本周辺から、南側は二本木周辺までサービスを展開していたが、新たに崇城大学や熊本大学、東海大学熊本キャンパス周辺など、北から東にかけて拡大。駐輪ポートを３０カ所新設した。
　同サービスは利用者がスマホアプリで自転車を開錠し、利用後はいずれかのポートに戻して施錠するもの。自転車は２種類あり、ベーシックタイプが１分６円、電動アシストタイプが同１５円で利用できる。同事業は熊本市中心市街地の回遊性向上などを目指す「熊本市シェアサイクル実証実験事業」に選定され、同市で２０２２年４月に開始。２年間の運用実験を行い、その後本格的な参入につなげたい考え。対応エリアは約３１平方キロメートル。９月３０日時点での利用回数は延べ２５万回を超えるという。運用自転車数は約２５００台。
　同社は「市民の皆さまから要望が多かった北熊本駅をはじめ、坪井や黒髪、池田、渡鹿、帯山地区の一部まで拡大した。公共交通機関からの乗り継ぎなど二次交通を担う存在として引き続きニーズに対応していきたい」と話している。