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マダイの骨使用したせんべい発売・・・・ふく成

 トラフグ・マダイの養殖・加工・販売の鰍モく成(熊本市西区田崎町、平尾優社長)は9月18日、マダイの骨を活用したせんべいを発売した。
 福岡県の菓子食品メーカーかくやフーズ鰍ニ共同で開発。ふく成が天草市御所浦町で自社養殖したマダイを加工する際に発生する廃棄予定の中骨やカマ以外の頭部の骨を活用。骨を特殊冷凍機で急速冷凍し、パウダー化して使用している。原料には骨のほか、すり身やゆずごしょうも使用しており、押し焼き製法で薄くパリパリとした食感に仕上げ、マダイの風味を生かしたという。せんべいは1袋2枚入りで、8袋セット686円で販売。同社のオンラインサイトで販売しており、県内の土産物店での取り扱いを予定している。
 同社は、コロナ禍以前は卸売りが中心で飲食店などに納入する際にアラや中骨も卸先でだしとして活用されていたため廃棄分はなかった。コロナ禍で一般向けの切り身加工販売を開始してから廃棄分が発生。年間5・5トンの魚の頭や骨を廃棄する計算になり、SDGsの取り組みの一環として今回の商品を開発した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年12月30日発行 No.511

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