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菊陽町津久礼に業務向け酒・食品量販店
 且のキンコー 5年で50店舗の出店を計画

酒類量販店経営の且のキンコー(鹿児島市上荒田町、濱田龍彦社長)は菊池郡菊陽町津久礼に、飲食店や一般消費者を対象とする酒・食品量販店の出店を計画している。同業態では熊本初の店舗。
同社はこのほど、「業務スーパー」の名称でFC展開する叶_戸物産(兵庫県稲美町、佐川観治社長)と、鹿児島・宮崎・熊本・大分地域のFC本部となる契約を結んだ。今年度中に4店舗の出店を計画しており、今年7月に鹿児島県出水市に1号店を出店。現在菊陽町と鹿児島県川内市で出店を進めている。菊陽町では、すずかけ台地区に約830uの用地を取得し、年内オープンを予定している。同店の取扱商品は酒類と食品、食材など。食品類は一般スーパーよりも安い値段で提供するという。来春には熊本市江越での出店を計画している。
同社は「5年後に4県で50店舗の展開を目指し、床面積約660uの店舗を続けて出店していく予定。業務用の食品といっても、包装を小分けしているので、家庭・業務両方でご利用いただける」と話している。
同社は酒類量販店「酒のキンコー」を34店舗経営。熊本県では熊本市内に4店舗を出店している。04年3月期の年商は約113億円。

週刊経済:2004年9月21日発行 No.1293

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