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ものづくり日本大賞の優秀賞を受賞
 エコファクトリー 輻射式冷暖房装置開発で

熊本市水前寺2丁目の環境機器製造・エコファクトリー(村上尊宣社長)は、同社が開発した輻射(ふくしゃ)式冷暖房装置「ハイブリッドサーモシステム・エコウィン」で経済産業省主催の「ものづくり日本大賞」の優秀賞を受賞した。
ものづくり日本大賞は、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らしめることを目的に創設された内閣総理大臣表彰制度。2005年度から2年に1度実施している。今回は新日本製鐵株ェ幡など九州で10社が受賞した。
受賞製品のエコウィンは、平行に渡したパイプの中に冷温水を通して室温を調節する仕組み。特徴としては@一般的な対流式空調機に比べエネルギー効率が高く、輻射・遠赤外線効果で体感温度を上げることができるA局部的な寒暖の差を生まないB送風によるほこり巻き上げがなく、マイナスイオンの発生とVOC(揮発性有機化合物)の吸着分解作用により清浄な空気を保てるC稼働音が非常に小さいD燃焼式でないので安全で環境にやさしい―などがあるという。タワー式(縦型)とパネル式(横型)の2タイプがある。
エコファクトリーは1996(平成8)年4月設立、資本金は1千万円、従業員は3人。建築設計事務所の泣鴻Nス(同社長)の関連会社で、これまでにエコプロダクツ大賞の国土交通大臣賞や経済産業省管轄の公益法人・店舗システム協会主催のジャパンショップシステムアワードでも奨励賞を受賞している。 (佐藤奈)

 
週刊経済:2009年7月21日発行 No.1533

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