エコプロダクツ大賞の農林水産大臣賞を受賞
　ロクス　グループで２度目の受賞

一級建築士事務所の�泣鴻Nス（熊本市水前寺２丁目、村上尊宣社長）はこのほど、０９年エコプロダクツ大賞の農林水産大臣賞を受賞した。０７年には関連会社の��エコファクトリーが輻射式冷暖房装置「ハイブリッドサーモシステムエコウィン」の開発で同国土交通大臣賞を受賞しており、グループで２度目の受賞となった。
エコプロダクツ大賞は、地球・人間環境フォーラムや産業環境管理協会など４団体が主催し、環境負荷の低減に配慮した優れた製品・サービスを表彰するもの。０４年に創設された。今年はエコプロダクツ（製品）部門で４件、エコサービス部門で３件が大臣賞を受賞。ロクスは次世代省ＣＯ２住宅「エコウィンハウス」を開発しており、全国の地域工務店と連携しその普及に取り組むコンソーシアムが評価され、エコサービス部門で受賞となった。このほか、エコプロダクツ部門の経済産業大臣賞に三洋電機、エコサービス部門の同賞にブリヂストンなど大企業が受賞している。
「エコウィンハウス」とは、次世代省エネ外張断熱工法を用いた高耐震・高性能住宅で、高効率の２４時間換気空調システムなどを設置していることなどが特徴。同社は全国２２の地域工務店と連携し「チームエコウィン」を構築しており、各地域での地産地消によるエコウィンハウス普及の取り組みが地球温暖化抑制に寄与するものとして評価を受けたという。
同社では「現在チームエコウィンの加盟工務店は九州から青森まで広がっている。今後もさらに広く加盟店を募集し、地産地消や地域雇用の創出を実現しながら地球温暖化防止に寄与する家づくりを展開していく」と話している。 （佐藤奈）