トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

果実堂など4社に投資決定
 県起業化支援センター 投資額はそれぞれ1千万円

熊本県起業化支援センター(上益城郡益城町)はこのほど、投資先企業として有機野菜や機能性食品の開発販売・渇ハ実堂(熊本市辛島町、井出剛社長)など4社を決めた。投資額は4社とも1千万円。
投資先企業は果実堂のほか、広告・ホームページ企画制作の潟[ログラフィックス(同市鍛冶屋町、守部幸洋社長)と船舶用装備品および小型船舶の製造・鰍bSC(同市花園1丁目、渡邊今朝徳社長)、輻射(ふくしゃ)式冷暖房装置の製造販売・エコファクトリー(同市水前寺2丁目、村上尊宣社長)。
渇ハ実堂は05年4月設立、資本金は4億1200万円、従業員は50人。投資に関する事業は「有機野菜(ベビーリーフ)の栽培および販売」。栄養価、ミネラルに富むベビーリーフを季節により数種類混ぜ合わせ、健康食として大手スーパーなどに販売する。
潟[ログラフィックスは02年8月設立、資本金は1200万円、従業員は3人。投資に関する事業は「モバイル(携帯電話など)サイトの企画、運営」。携帯電話会社と情報提供コンテンツで業務提携し、公式コンテンツとして利用者に提供。現在10種類ほどのコンテンツをリリースしているが、今後毎年新しいコンテンツを12種ほどリリースし、常時2万人ほどの利用客確保を目指す。
鰍bSCは05年1月設立、資本金は2200万円、従業員は3人。投資に関する事業は「プレジャーボート用エアコンおよび生け簀(いけす)冷却器の製造販売」。空冷式で軽量、低価格といった船舶用のエアコンを開発・商品化した。
エコファクトリーは96年4月設立、資本金は1千万円、従業員は3人。投資に関する事業は「輻射式冷暖房装置の製造販売」。従来の輻射式冷暖房装置よりエネルギー効率が高く、また製造コストを抑えた装置を開発。エアコンよりは価格は高いものの、ランニングコストや環境面では優れているとして、多方面への販売を図っている。
(佐藤奈)
週刊経済:2007年11月6日発行 No.1449

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから