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上海万博出店の2店舗が好調
 重光産業の「味千拉麺」 1日平均約6千人来店

重光産業梶i熊本市戸島町、重光克昭社長)は、「味千拉麺」ブランドで上海万博に出店している店舗の売上高が、先月は約592万元(約8800万円)となったことを明らかにした。
同社とライセンス契約する味千(中国)HD(本社=香港、潘慰社長)が会場内に2店舗出店しており、1店は会場内A地区の2階建てレストランビル1階に入居。フロア面積約600u。もう1店は、万博の敷地内にオープンしたアリーナの「上海カルチャーセンター」地下に入居。フロア面積約200u。従業員は合わせて約120人。通常の店舗では「味千拉麺」単品19元(約280円)から販売しているが、万博会場ではセットメニューを中心に販売しており、平均で一日約20万元を売り上げる。一日平均の来店客数は5500人〜6千人で、6月は600万元の売り上げを目指したいとしている。
味千(中国)HDは、香港や上海・台湾など中国で展開する店舗を運営、統括。現在約440店舗を展開しているほか、上海、西都、深●、北京に麺工場を持つ。中国の店舗での平均客単価は35〜38元。麺類約20種類のほかにサイドメニューが充実しており、全アイテムでは104種類ほどを提供している。
本部の重光産業からは、品質管理や商品開発などに携わる社員が出向。上海のスープ工場は本部運営で稼動している。
重光社長は「世界の人が注目し来場する万博で、熊本の味である味千拉麺を食べていただけることはうれしい。本部としてもしっかりバックアップしていきたい」としている。 (横山)
週刊経済:2010年6月22日発行 No.1578

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