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中国のゴルフ場との相互利用契約を締結
 グリーンランドリゾート 優遇料金で利用

グリーンランドリゾート梶i荒尾市緑ヶ丘、江里口俊文社長)はこのほど、韓国の滑リ・K(田大満社長)が会員権の独占販売を行っている中国の南山集団(宋作文社長)と、相互施設利用契約を締結した。
相互にゴルフ場などを利用することで、日韓友好および韓国国内での認知度向上やグリーンランドが保有するゴルフ場会員権の価値向上、同社のゴルフ場に付随するホテルや遊園地への集客増を図る目的で締結したもの。南山集団の会員約3千人とグリーンランドリゾートの会員約3千人が対象となる。中国の提携先は南山国際ゴルフ倶楽部、南山東海ゴルフ倶楽部、烟台南山ゴルフ倶楽部とその近郊ホテル。各会員はそれぞれの優遇料金にて利用が可能になった。
滑リ・K(韓国、ソウル市)は海外ゴルフ会員権の斡旋や旅行事業、南山集団(中国、山東省)はゴルフ場の運営のほか、観光事業、織物・衣類会社などの運営も行っている。
江里口社長は「お互いのゴルフ会員権の価値や施設の付加価値を高め、日韓のさらなるゴルフ交流の拡大を図りたい。将来的には同ゴルフグループを通じて、中国人ゴルファーの集客も視野に入れ、日中韓での相互利用の拡大に取り組んでいく」と話している。 (益田)
週刊経済:2010年6月22日発行 No.1578

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