接客と観光案内のスキルアップ目指し勉強会
　肥後タクシー　グループ３社の乗務員対象に　

肥後タクシー�求i熊本市健軍４丁目、野々口英子社長）はこのほど、接客と観光案内の技術習得などを通し優れた運転手を育成しようと、「プレミアムドライバー勉強会」を開講した。
来年３月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業を視野に、観光やビジネスで熊本を訪れる人の第一印象を良くし、リピーターの確保につなげる考え。対象は、同社とグループ会社の�且O和タクシー（同市世安町）、�且Y交ポニータクシー（同市健軍４丁目）の乗務員。６月１３日に開いた第１回勉強会には約５０人が参加。もてなしについての講演やディスカッションを行い、接遇への意識高揚を図った。今後、観光文化検定の資格取得や接遇のスキルアップに向けた勉強会を７月と８月にも開講する。
最終的に、研修レポートの内容や実地テストの結果を、外部評価員を加えて審査。合格者には「プレミアムドライバー」の称号を与える。早ければ１０月にも第１陣となる「プレミアムドライバー」を誕生させる予定。野々口弘基肥後タクシー専務は「熊本の第一印象をより良いものにするため、当勉強会を開講した。接客や観光案内のスキルアップを通し、上質なサービスを提供したい」と話している。
肥後タクシーは１９６０（昭和３５）年３月に設立し創業。グループ全体でタクシー車両約１２０台を保有している。 （岩屋）