連結売上高は３６・７％減の１６４億９６００万円
　平田機工中間期　予定受注案件の遅れなど影響

平田機工�梶i熊本本部・植木町、平田雄一郎社長）の２０１３年３月期中間期の連結業績は、売上高が３６・７％減の１６４億９６００万円、経常損益は４億８５００万円の赤字（前年同期は９億４５００万円の黒字）、中間純損益は３億５４００万円の赤字（同３億９１００万円の黒字）だった。
企業の設備投資に対する姿勢が慎重化する中、予定していた案件の受注が遅れるなど、生産・売り上げとも低調に推移した。部門別にみると、自動車関連生産設備事業の売上高は５８億７６００万円。北米自動車メーカー向けの案件は堅調だったが、予定していた大型案件の受注が遅れた。半導体関連生産設備事業の売上高は５４億５００万円。大型製造受託案件の受注の遅れなどが影響した。家電関連およびそのほか生産設備事業は２９億３６００万円。白物家電および電子部品を中心とした案件を予定通り売り上げた。
通期の連結業績は、売上高が前年比３・４％減の４６０億円、経常利益が７２・７％減の４億円、当期純利益は３８・７％減の３億円を予想している。 （佐藤奈）