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渡鹿8丁目に介護・医療などの複合福祉施設
 くるみ福祉会 投資額は5億3千万円

介護事業のくるみ福祉会梶i熊本市東区渡鹿8丁目、薙野英児社長)は、同地に介護と医療、教育の複合福祉施設を計画、11月1日から一部オープンしている。投資額は5億3千万円。
場所はJR豊肥本線沿い、東海大学熊本キャンパス西側、東海学園前駅南西側のくるみの森幼稚園がある9900uの敷地。施設名は「くるみの森」。子どもから高齢者まで多世代交流の場となるよう、介護、医療、教育が連携し地域住民の触れ合いの場を提供する目的で計画している。施設は鉄骨造り平屋建ての既存の建物(床面積は1320u)を改修し、デイサービス、介護ステーション、カフェ、ダンススタジオ、クリニックが入居。棟名は「ふれあい棟」。
ふれあい棟内は順次オープン。11月1日にダンススタジオ(運営・鰍yEN)がオープンし、鏡張りの76uと33uのスタジオ2部屋、更衣室、シャワールーム3室など。子どもや若い世代のダンスだけでなく、シニア層もフィットネス感覚でダンスを体験できるクラスを設定している。11月7日には自然食カフェ「なぎの木カフェ」がオープン。店舗面積は100uで、席数は43席。熊本の食材を中心に有機栽培の野菜などを使用した食事やデザートを提供する。デイサービス「くるみの村」は11月18日にオープン。定員は10人で、今後55人まで受け入れを拡大予定。利用者の自己選択型デイサービスで、訓練としてのリハビリだけでなく、生活を楽しむためのリハビリや生きがいづくりのための多様なプログラムを設けている点が特徴という。介護ステーション(運営・潟Aースウェル)は来年1月にオープン。一時預かり保育、病児保育、学童保育、訪問介護、在宅介護サービス、介護福祉スクールを設ける予定。クリニックは来年1〜2月に開院予定で、一般外来のほか施設内の他の機関と連携する。

4階建て住宅型有料老人ホームを建設

また、同社は敷地内東側に鉄筋コンクリート4階建ての住宅型有料老人ホームを建設している。名称は「くるみの家」。延べ床面積は1700uで18uの居室が52部屋。利用料金は月額11万6400円。来年2月末に完成、3月に入居開始予定。
ふれあい棟内には給食室があり、カフェ、デイサービス、老人ホームの食事のほか、今後はくるみの森幼稚園の食事や近隣の幼稚園や高齢者向け食事サービスも展開していくという。
同社は今年7月設立。資本金は300万円。薙野社長は福岡市の飲食業なぎの木フードサービス鰍フ代表。 (宮田)
週刊経済:2013年11月5日発行 No.1747

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