２月末に総合体育館が完成
　八商学園　体育館名は「ふれあいアリーナ」

秀岳館高校などを運営する学校法人八商学園（八代市興国町、中川静也理事長）が２０１３年７月から八代市平山新町の第二グラウンドに建設していた総合体育館が２月末完成する。
今年の秀岳館高校創立９０周年、中九州短期大学開学４０年の記念事業の一環。体育館名は「ふれあいアリーナ」。場所は国道３号沿い中九州短期大学隣。約８９００�uのグラウンドのうち、国道側の約４９００�uの敷地に鉄骨造り２階建て、延べ床面積３４００�uの体育館を建設する。バレーボールコート４面（バスケットボールコートは２面、バドミントンコートの場合６面）を確保でき、約２００�uのステージ、多目的室４室、男子更衣室、女子更衣室、器具庫、２階にはランニングコースを設ける。高校、短大の室内競技部活動の練習場、学校行事やイベント、同短大内に併設する同高校特進コース南光キャンパスおよび同短大の体育の授業で利用するほか、学生募集のための中学校や高校への貸出、地域社会へのイベントでの貸出なども行う。２月２３日には同体育館で落成式、２月２５日には秀岳館高校の雅太鼓部が演奏するイベントを行う。
同学園は「体育館内には移動式の観覧席を設置したため、最大で約４千人を収容できる。学校行事から地域イベントでも幅広く利用していきたい」と話している。 （加藤）