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七城町の水素水工場が稼働
 アビストH&F 生産能力は月産3万ケース

水素水の製造販売および水素関連商材販売の潟AビストH&F(東京都中野区新井2丁目、進顕社長)が菊池市七城町蘇崎に建設していた水素水飲料の製造工場が1月下旬に完成、2月3日から販売を開始した。
場所は林原・蘇崎工業団地内。阿蘇山系の地下水に水素を混合した商品「浸みわたる水素水」(500ml入り)を製造するもので、製造工場は敷地面積約1万u、鉄骨造2階建て、延べ床面積は約1500u。工場では、くみ上げた地下水と水素を混合し、アルミパウチ容器への充てん、梱包、発送までを行う。製造能力は3万ケース(1ケース30本入り)で、今後の需要によっては製造能力を高めることも可能としている。工場開設にあたり、15人程度を現地採用している。当面はインターネット通販を主体として販売していくが、代理店なども募集していく予定。商品の価格は1ケース1万2600円(税込)で、毎月の定期購入をすると同8820円(同)で販売するほか、ホームページ限定で初回申込に限り2520円(同)。
同社では「水素分子の抗酸化作用に関する論文が科学雑誌『ネイチャーメディシン』に掲載され、様々な効能についても日々研究が進んでいる。菊池の水ミネラルバランスの良さが候補地選定の決め手になった。現在200億円と言われる水素水の市場規模か今後も広がるとみており、水素水の良さと共に菊池の水をPRしていきたい」と話している。
同社は自動車部品の設計などを行う潟Aビスト(東京都渋谷区富ヶ谷、進勝博社長)の100%出資子会社。昨年4月に工場新設に伴う立地協定を県・菊池市と締結している。 (宮ア)
週刊経済:2014年2月18日発行 No.1761

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