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4〜12月期売上高は4割増の9億7500万円
 トランスジェニック 純損失は1億7200万円

バイオベンチャーの潟gランスジェニック(熊本市中央区九品寺2丁目、福永健司社長)の2013年4〜12月期の連結業績は、売上高が前年同期比40・8%増の9億7500万円、経常損益は2億2100万円の赤字(前年同期は1億800万円の赤字)、四半期純損益は1億7200万円の赤字(同1億3900万円の赤字)だった。
部門別に見ると、ジェノミクス事業は遺伝子改変マウス関連サービスが前年並みで、昨年8月から子会社化した潟Wェネティックラボの遺伝子解析事業が貢献し増収増益になった。CRO(医薬品開発業務受託)事業は叶V薬リサーチセンターの業績が加わったことで増収になったが、第4四半期に売り上げが集中することから当期は費用が先行し、営業損失が発生した。抗体試薬事業は輸入抗体製品などの販売が伸び悩んだものの、ジェネティックラボの分子病理解析受託サービスなどが加わり、増収増益になった。また、ジェネティックラボの子会社化に伴い病理診断事業を第2四半期から追加しており、1億6千万円を売り上げている。
通期の連結業績予想については、売上高は前期比69・9%増の19億円、経常利益は3千万円、当期純利益は1千万円を見込む。
(佐藤奈)
週刊経済:2014年2月18日発行 No.1761

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