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菊池市泗水町に建設中の技術管理棟が完成
 三菱電機 液晶事業の開発・生産を集約

 三菱電機梶i東京都千代田区、棚山正樹社長)は、菊池市泗水町住吉に建設していた液晶事業の技術管理棟を完成させた。投資額は10億円。
 現在同社では液晶の開発・設計部門である液晶技術統括部を合志市御代志に置いているが、子会社で液晶生産拠点のメルコ・ディスプレイ・テクノロジー粥剞工場隣接地に新棟を建設し液晶技術統括部を移転。液晶の開発と生産拠点を集約し、これまで移動を伴っていた開発と生産部門の試作の立ち会いや性能評価、打ち合わせを容易に実現できる環境を整え、新技術・新製品開発の加速化および効率改善を図る。
 新たに完成した技術開発棟の名称は「LCDイノベーションセンター」。鉄骨造り2階建て、延べ床面積は4050u。1階は実験評価エリア、2階はオフィスエリアで、液晶の製品設計と応用技術開発、品質保証、生産計画、管理業務の各部門が入る。従業員は合志市から約170人を移管し、さらに30人を増員する。
 しゅん工式で同社の眞田享常務執行役・半導体デバイス事業本部長は「創業100周年を迎える2020年には売上高5兆円を目指している。この施設稼働をその足がかりとできれば」と話した。(佐藤奈)
週刊経済:2014年12月2日発行 No.1802

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