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2億8千万円かけ大津町に第2倉庫
 サトウロジック 3万個の商品保管が可能

 一般貨物輸送などの潟Tトウロジック(大津町杉水、佐藤栄磨社長)は3月、同町平川に建設していた第2倉庫を完成させた。4月1日から稼働している。総工費は2億8千万円。
 場所は大津町杉水の本社倉庫の筋向かい。名称は「中央化学褐F本配送センター」。プラスチック食品容器メーカーで国内8カ所の営業所や9カ所の工場などをもつ中央化学梶i埼玉県)が製造したプラスチック食品容器を保管し、熊本、大分、鹿児島、宮崎、沖縄に配送する倉庫として新築した。敷地面積は4958u。鉄筋コンクリート造り平屋建て、床面積は2975u。建物内は925uの倉庫と2048uの倉庫に分かれており、各倉庫はシャッターで仕切ることが可能。ほこりの侵入予防に配慮したほか、明るさを確保するため、各レーン間に照明を配置した。2048uの倉庫には合計380のラックを設置しており、3千種類、最大3万個の商品を保管することができる。機械はピッキングリフト3台、リーチリフト1台を導入した。スタッフは12人でスタートし、24時間体制で作業を行う。
 3月31日に同地で開いた完成祝賀会で、佐藤社長は「11年前に中央化学さまから初めて受注いただき、それ以来九州地区の配送業務を請け負ってきた。新倉庫の完成で、工場の方々が心を込めて作られた商品に思いを乗せて配送業務にあたり、新しい物流の形を構築していきたい」とあいさつ。続いて来賓を代表し、中央化学の阿南恵司SCM本部長が「サトウロジックさまの常に変化にいどみ、『無限の可能性を信じる』というモットーを体現し、会社の勢いを象徴する立派な施設だと思う。充実した施設と社員の方々の生き生きした姿勢と表情を見て、改めて信頼できるパートナーだと感じた。連携を強化し、お客さまにより良い商品を提供していきたい」とあいさつした。
 同社は1972(昭和47)年2月設立。資本金は5千万円。売上高は9億円。従業員数は60人。関連会社に距ャ通企画(大津町杉水)や泣Xカイネット福岡(福岡県糟屋郡粕屋町)、協同組合スカイネット物流(熊本市東区鹿帰瀬町)がある。(藺牟田)
週刊経済:2015年4月14日発行 No.1820

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