総合満足度は前年同期比３・６ポイント減の９２・１％
　熊本商工会議所

　熊本商工会議所が昨年１１月から１２月の２カ月間、熊本市を訪れた観光客を対象にまとめた満足度調査で、満足（大変満足、やや満足含む）と答えた割合は前年同期比３・６ポイント減の９２・１％、どちらでもないが同０・１ポイント増の２・４％、不満（大変不満、やや不満含む）が同１ポイント増の１・９％だった。観光客１５００人を対象にアンケートを実施した。回答者数は３７７人。
「旅行の同伴者」では、夫婦旅行が２９・４％で２０１１年の第１回調査から引き続きトップだった。次いで一人旅が１７・５％、友人との旅行が１２・２％で、一人旅は同７・２ポイント増加した。
　旅行において重要と答えた割合が高かった項目は、「おいしいものを食べる」が８６％でトップ、次いで「観光・文化施設を訪れる」が７９％、「文化的な名所を見る」が７８・５％、「美しい自然を見る」が７３・２％と続いた。
　来熊回数では、初めてが３０％でトップ、次点が２回目で１８・８％だった。リピーター率は６６・８％で、前回の来熊時期は５年以内が２３・５％と最も高かった。また、１年以内に再訪した割合は前年同期比９・５ポイント増の５２・２％で調査開始以来最高だった。
　旅行中の利用金額の平均は同３３０円減の４万５７６５円。内訳を見ると、宿泊費が同２７９３円減の１万６１４５円、飲食費が同１１６９円減の８０１０円、交通費が同９５４円減の１万２６５６円など、買い物費以外のすべての項目で減少した。