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農地96 haを集約する農業法人を設立
 大津町真木の営農者52人

大津町真木地区に農地を持つ営農者52人は、同地の農地96 haを集約する農業法人鰍烽竄「ネット真城を設立した。資本金は20万円、社長には吉良登美雄氏が就いた。
同地が14年、県の農地集積加速化事業重点区域に指定されたことを受け、吉良社長らが効率的な営農や集落の維持、発展について個人営農者と検討を進めてきた。法人化により農地中間管理事業を活用し、5年から10年かけ水田などの基盤整備を進める。これにより大型機械を搬入できる道路を整備し、米、麦、大豆をはじめとした農作物を大規模に生産する計画。約32 haの農地を中間管理機構から、同機構の管理基準に合わない約32haの農地はJA大津などからそれぞれ借り受け、合計約64 haの農地を同社が管理する。また、将来的には6次産業化や、農村に滞在し休暇を過ごすグリーンツーリズムなどに力を入れたいとしている。
吉良社長は「大津町真木地区は高齢化が急速に進んでおり、受け継いできた土地を守ろうと設立を決めた。各個人の持つ農機を活用し、地域活性化につなげたい」と話している。同社の役員は次の通り。
▼代表取締役 吉良登美雄▼取締役 後藤俊一、山口幸嗣、田吹重則、松岡薫、吉良祐一、土井浩昭、金田正一▼監査役 齊藤信幸
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年1月30日発行 No.416

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