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7月〜9月の景気指数は「上昇」超・・・・九州財務局

 九州財務局の調べによると、2016年7月〜9月の県内企業の景気判断指数(BSI)は8・3で、「上昇」超だった。
 業種別では製造業が2・2、非製造業は11・1。規模別には大企業が31・0、中堅企業が26・3、中小企業がマイナス9・1。先行きについては10月〜12月が6・3、17年1月〜3月が2・1で、全体では「上昇」超で推移する見通しとなった。
 なお、調査対象は県内の資本金1千万円以上の法人で、回答は144社。前期比については、地震の影響で同4月〜6月期の調査を見合わせたため公表していない。景況のほか16年度通期の売り上げや経常利益、設備投資見通し、従業員数の状況についても調査した。
 16年度の売り上げは、全体では7・2%の増収を見込んでいる。内訳は製造業が10・2%増、非製造業が0・9%増。経常利益は全体で23・7%増収の見通し。製造業が34・4%増、非製造業が10・3%減となっている。
 16年度設備投資計画については、全体で53・2%減の見込み。製造業は情報通信機械器具製造などで減少を見込んでおり、57・8%減。非製造業は金融、保険などで減少を見込んでおり、25・1%減。また従業員数については9月末時点で、製造業、非製造業ともに「不足気味」超。先行きとしては全産業で「不足気味」超で推移する見通し。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年10月28日発行 No.425

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