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17年経済は「やや好転」が33・6%でトップ・・・・熊本商工会議所調べ

 熊本商工会議所がまとめた県内の2017年経済予測アンケートによると、17年の経済予測は「やや好転」が前年比9・5ポイント増の33・6%でトップ、次いで「変わらない」が同12・3ポイント減の25・9%、「やや悪化」が同1・9ポイント増の16・6%だった。
 同会議所の役員および議員、小規模企業の経営者495人を対象にアンケートを実施した。回答者数は259人。業種別で「かなり好転」が一番多かった業種は建設、「やや好転」が製造、運輸・通信。「変わらない」が卸売・小売、飲食、金融・保険、サービスだった。今後の景気回復時期については「わからない」が36・7%でトップとなったが、前年よりも21・3%減少している。次いで「17年下期から回復」が14・7%、「17年上期から回復」「18年以降」が13・1%と具体的な時期については回答にばらつきがあった。
 円市場の推移予測は「やや円安」が37・1%と最も多く、「かなり円安」の4・2%と合わせると、約4割が円安と予測した。次いで「やや円高」が20・1%で、「かなり円高」の1・2%と合わせると約2割が円高予測だった。
 また、経営上の問題点としては昨年同様「需要の停滞」が38・6%でトップ、次いで「従業員の確保難」が38・2%、「人件費の増加」が27・0%だった。経営で重視している点で割合が高かったのは「収益」が95・4%、「売上高」が90・3%、「マーケティング・販路開拓」が82・6%だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年3月1日発行 No.429

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