１１企業・団体などにＥＶを無償貸与・・・・日産自動車県内

　日産自動車�梶i 横浜市、カルロスゴーン社長）は３月、県内１１企業・団体などに電気自動車（ＥＶ）の無償貸与を開始した。
　同社が全国の企業や団体などにＥＶを無償貸与するモニターキャンペーンの一環。ＥＶの静粛性や給電機能を生かした作業車両としての活用、災害時の蓄電池としての活用、中山間地でのガソリンスタンド減少対策など、まちづくりや企業・自治体の課題解決につながる活用法を考案した企業などに貸与したもの。
　貸与したのは日産「ｅ‐ＮＶ２００」で、貸与期間は３年間。同車は、バン（２人乗り、５人乗り）とワゴン（５人乗り、７人乗り）があり、一度の充電で航続距離１８５〜１９０キロ程度（ＪＣ０８モード）走行でき、最大１５００ｗの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給が可能。県内は３月に、坂田信治熊本日産自動車�且ﾐ長や亀田文雄日産プリンス熊本販売�且ﾐ長らが出席し、貸与式典を開いた。今回は山都町社会福祉協議会、司ロイヤルホテル（玉名市）、ホテルグリーンピア南阿蘇（南阿蘇村）、開新学園（熊本市中央区大江）、森田青果（錦町）など１１企業・団体に１台ずつ貸与した。