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最新型自動製袋機を導入・・・・藤井包材

 プラスチックフィルム包装資材加工・製造の鞄。井包材(八代市川田町東、藤井啓一社長)はこのほど、最新型の自動製袋機を導入した。
 同社は衛生品質を求められる食品用途・医療用途の包装資材を加工・製造しており、加工時間の短縮、生産効率の向上を図る目的で導入したもの。導入したのは「高速三方シール・チャック・スタンドパック兼用自動製袋機」。この機械は三方向を貼り合わせた三方袋、チャックで開閉できるチャック式袋、自立型のスタンディングタイプの袋を高速で製造することができるもの。最新型設備導入によって、2台ある既存設備との比較で準備時間を約3割削減でき、約1・5倍の稼働スピードとなることから、これまで対応できなかった新規案件にも対応可能となり、事業拡大につなげる狙い。機械の導入においては、日本政策金融公庫熊本支店中小企業事業から経営力向上計画関連融資の活用によって5千万円の融資を受けた。
 同社は1984年5月設立。資本金は1千万円。従業員は25人。2017年6月期の売上高は4億1千万円。
 同融資は、昨年7月に施行された「中小企業等経営強化法」に基づき、経営力向上計画の認定を受けた中小企業者を支援する特別貸付制度。事業分野の所管省庁から認定を受けた経営力向上計画に基づく取り組みを支援するもの。融資限度額は7億2千万円(うち長期運転資金は2億5千万円まで)、融資期間は設備資金20年以内(うち据置2年以内)、運転資金7年以内(同)。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年10月30日発行 No.437

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