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熊本港の物流倉庫が完成・・・・三角海運

 港湾荷役・運送、通関、倉庫業の三角海運梶i宇城市三角町、分造一義社長)が熊本市西区の熊本新港に建設していた物流倉庫が完成、昨年12月4日から業務を開始した。通関業務も同地へ移管するなど同港への事業拠点のシフトを進める。
 今回の事業投資は熊本港のターミナルビル北側の県有地に建設した平屋建て倉庫(約1 2 0 0u)および事務所(約300u)で、総事業費は約2億円。これまで三角港(本社)にあったトラック輸送部門と熊本事業本部の通関部門を同地へ移管した。人員は船舶代理店部門2人、通関部門6人、倉庫部門4人、運送部門10人の合計22人。韓国釜山からの定期便が週3便就航するなど輸出入の取扱量が拡大している熊本港へ拠点シフトすることで、従来のクライアントニーズに応えるとともに新規需要の開拓を図る。
 同社は1933(昭和8)年宇城市三角港で港湾荷役を基盤に創業し、その後、熊本事業本部(熊本市南坪井町)、熊本流通団地倉庫(第1、第2)、熊本港倉庫、熊本駅貨物営業所、鳥栖営業所を展開、倉庫業、通運事業、港湾運送業、通関業、貨物自動車運送業、航空貨物取次業などの物流部門を拡充、地場有数の総合物流業へと展開を見せている。年商約20億円、従業員数88人。
 今年4月に社長に就任した分造一義社長は「港湾事業をベースに営業力を強化し、コンパクトな組織でも機動力を発揮できる強い企業体を目指したい」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2018年1月30日発行 No.440

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