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星山商店甲佐工場の破砕プラントを入れ替え

 リサイクル事業などを手掛ける叶ッ山商店(熊本市北区武蔵ヶ丘9丁目、星山一憲社長)は12月、甲佐工場(甲佐町麻生原)の破砕プラントを入れ替えるなど、同工場を全面リニューアルした。
 コンクリートやアスファルト、陶磁器くずなど建設廃材を破砕する同工場が熊本地震で被災したほか、事務所棟が老朽化していたこともあり、リニューアルしたもの。総事業費は2億円。今回のリニューアルで、プラントを入れ替えたほか、事務所棟(60u)の建て替えなどを行った。プラント入れ替えに伴い、1日あたりの処理能力は560トンで変更ないが、1次破砕・2次破砕により品質の向上が図れるという。県内全域から回収した建設廃材は、破砕後に「再生クラッシャーラン」として再資源化し、県内の土木・建築・解体業者を中心に販売を再開した。月間の販売量は1万トンを見込む。甲佐工場は1996年に開設した。社員数は6人。
 星山社長は「工場内でトラックが通行しやすいレイアウトに変更し、建設廃材を搬入しやすくした。今後も近隣への環境に配慮しながら顧客の利便性向上を追求し、工場運営に力を入れたい」と話している。
 同社は1971年創業、80年設立。金属リサイクル、建造物解体、自動車リサイクル、一般・産業廃棄物処理を主力にしており、2018年8月期の年商は206億円。社員数は346人。現在、本社屋の建て替えを計画しており、2019年夏の着工、20年夏の完成を目指す。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年1月30日発行 No.452

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