大分などへの営業拠点設置を計画・・・・アイ・エヌ・ジー

　除草事業や太陽光発電システム設置、エクステリア工事などを手掛ける(同)アイ・エヌ・ジー（熊本市北区八景水谷４丁目、野本哲郎社長）は、防草事業の販路拡大に向け、大分などへの進出を計画している。年内にも営業拠点設置を具体化する方針。
　同社の関連会社・グランドパートナー�梶i同地、同社長）が生産する防草剤「草なしくん」の販路拡大を図るもの。雑草問題解消に対する需要の高まりを背景に、昨年１０月に同防草剤の施工事業を本格化。施工件数は５００件を超えており、大分を皮切りに福岡、宮崎に営業拠点を設けさらなる施工実績上積みにつなげる考え。
　同防草剤は、海水を精製して抽出した酸化マグネシウムが主原料。瓦のチップや真砂土（まさど）と混ぜ合わせ地面に３〜５�pの厚さで敷き、雑草に必要な養分を遮断するもの。この防草舗装方法で、今年７月３１日付で特許を取得している。
　野本大貴専務は「当防草剤の販売先は関西圏まで広がっている。直接施工の対象エリアを広げ、アフターメンテナンスなどサービスの充実にも努めていきたい」と話している。