総務省・テレワーク先駆者百選の認定受ける・・・・ムーンムーン

　睡眠関連商品製造販売のムーンムーン�梶i熊本市中央区神水１丁目、竹田浩一社長）は１０月３０日、総務省が認定する令和２年度「テレワーク先駆者百選」で熊本で唯一の認定を受けた。
　同認定は２０１５年から毎年実施しているもので今回で５回目。今年は８月から募集を開始し、応募のあった企業・団体の中から一定の条件を満たした６０社をテレワーク先駆者百選として認定した。同社では１６年の熊本地震での被災をきっかけにテレワークを導入。従業員のライフスタイルに応じた働き方の工夫や、新型コロナを機に電話対応を止め、すべてメール対応に一本化したことなどをＰＲし、認定につながったという。
　竹田社長は「テレワークを実施するうえで、あえて厳格な規則を設けていないことで柔軟性が向上し、社員との信頼関係も築くことができたと考えている。現在はテレワークで得た技術を県外の採用活動などに生かしており、現状に満足せずにテレワークのシステムや技術、使い勝手の向上に努めていきたい」としている。