売上高は微増の１７０億円で増収増益・・・・肥銀リース

　総合リース、割賦販売などの肥銀リース�梶i熊本市中央区国府１丁目、最上剛社長）の２０２１年３月期決算は、売上高が前期比０・１％増の１７０億１２４９万円、経常利益が同０・５％増の６億８２３５万円で増収増益だった。当期純利益は同６・２％減の５億１２２２万円。
　増収は２期連続、増益は２期ぶり。主力のリース業では、新型コロナウイルスや令和２年７月豪雨による消費低迷などの影響を受けたものの、売上高は土木建設機械や運送用機器が好調だったほか、リモートワーク対応機器なども新型コロナの特需を受け好調に推移し、微増を確保した。一方で、前年に続き保守的な貸倒引当金積上げを継続したことなどが影響し、当期純利益は減少した。22年３月期決算は増収増益を見込んでいる。また、役員人事では非常勤取締役に神谷英文肥後銀行取締役常務執行役員を新任。岩立康也非常勤取締役は退任した。