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創業予定者支援の連続講座・・・・県商工会連合会

 熊本県商工会連合会(熊本市中央区安政町、笠愛一郎会長)は10月22日から11月25日まで創業予定者を支援する連続講義を実施した。全5回。熊本県復興経営サポートオフィスとの共催。
 創業スクールと銘打って毎年実施しているもので、熊本市特定創業支援事業の一環。20人が受講した。カリキュラムは、各分野の専門家が講師となり、財務、資金調達、人材育成、販売方法など創業に際して必要となる知識習得を促すほか、実際に創業を想定したビジネスプラン(創業計画書)を作成。計画のブラッシュアップについて、中小企業診断士がアドバイスした。
 同連合会は「創業への夢を実現し、地域経済の担い手の1人となってほしい」と話している。  

地域おこし協力隊員対象に事業承継セミナー

 熊本県商工会連合会(笠愛一郎会長)は12月9日、熊本市中央区のメルパルク熊本で県内の地域おこし協力隊員を対象に「事業承継セミナー」を開いた。
 当日は隊員や市町村の担当職員ら約60人が参加。宮崎県都城市の元協力隊員で同市で起業した大内康勢鰍qOPES社長が講演。在任中に農産物直売所の運営に携わったことをきっかけに、地元の生産者グループから直売所事業を託された経験を語り、「地域の大事なノウハウや経営者の想いを受け継ぎ、それを次世代へつなぐことが大切」と話した。
 事業を譲りたいと考えている人の紹介や事業承継計画書作成への助言など、同連合会が手掛ける支援内容の説明もあった。
 地域おこし協力隊は主に過疎地の自治体が将来の移住・定住を視野に都市部の人材を有給で受け入れる制度。1〜3年の任期を終えた元隊員は、後継者不在に悩む地域経済の担い手としても注目されている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年12月30日発行 No.487

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