菊陽町原水にグループホーム・・・・伸生紀

　介護老人保健施設「コスモピア熊本」などを運営する(医)伸生紀（熊本市東区錦ヶ丘、瀬井圭起理事長）は菊陽町原水にグループホームを建設している。１０月下旬に完成し、１２月上旬の開所を目指す。
　菊陽町が公募した同町で地域密着型サービスの介護施設を運営する事業所に採択されたもの。同町からの補助金を活用して開所する。場所は県道新山原水線沿い、菊陽病院の南西側。名称はグループホーム「コスモピアきくよう」（仮）。敷地面積は１０２３�u。建物は木造平屋建てで、フロア面積は４９８�u。定員は２ユニット１８人。全室個室で一部屋あたり７・９２�u。居室ほか、食堂、浴室、事務室、相談室に加え、地域住民との多目的な交流や認知症啓発活動を行う地域交流室、急変などで遠方から入居者の家族が訪れた際に利用できる家族宿泊室を設ける。入居対象者は同町に住民票があり、要支援２以上かつ認知症と診断を受けた人。スタッフ数は１ユニットにつき管理者１人、ケアマネジャー１人、介護職員７人の計９人。駐車場は１２台収容。
　八浪弘子管理者は「認知症の方々に安心して入居いただき、豊かな生活が送れるよう、スタッフがチームで支えていきたい。入居後も利用者が地域の方々と積極的に交流を図ることで、新しい関係性を築いていけるよう支援に努める」と話している。