テントなど販売するＥＣサイト開設・・・・アドルーム

　イベントの企画、制作、運営を手掛けるアドルーム（熊本市東区錦ヶ丘、小野健次社長）は４月２５日、テントなどを販売するＥＣサイトを開設した。
　新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、２０２０年からイベント関連事業の売り上げが減少。新たに販路を開拓し、事業の柱をつくるため、ＩＴ導入補助金を活用して開設した。
　販売する商品は�牛驪ﾊ通商（埼玉県さいたま市、野村昌子社長）のテントなど。サイズ各種を含む約３０種類を扱う。今後、テント以外の商品も企画し、販売を計画する。
　小野社長は「コロナ禍の経験が当社に潜むリスクを洗い出すきっかけになった。今後も持続可能な経営を目指し、SDGsや健康経営などにも積極的に取り組みたい」と話した。
　同社は１９７５年創業。錦ヶ丘と同区尾ノ上に事務所兼倉庫を持つ。従業員数は３０人。資本金は１千万円。中小企業庁の事業持続力強化計画に２０２２年１０月、経済産業省の健康経営優良法人に今年３月に認定されている。