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くまもと経済最新号Latest Issue

2013年1月 Vol.379表紙
2013年1月 Vol.379
表紙の人
「新産科棟「マリア館」の利用が好調」
蓮田 太二
(慈恵病院 理事長・院長)

特集

<熊本展望2013>業界トップに聞く熊本の今と明日

 2011年3月の東日本大震災の発生と九州新幹線の全線開業、12年4月の政令市移行と、熊本が置かれた環境はこの2年で大きく変化した。少子高齢化の進行と人口減少時代の到来という社会構造変化が進む中で、経済面では円高基調の定着、債務危機によるヨーロッパ経済の停滞、その影響を受けた中国・インドの成長鈍化と、グローバル経済の影響が影を落とす。熊本の各業界、分野を代表するトップに、熊本の今を語り明日を展望してもらった。

表紙の人
蓮田太二 医療法人聖粒会 慈恵病院 理事長・院長
新産科棟「マリア館」の利用が好調

 医療法人聖粒会 慈恵病院(熊本市西区島崎6丁目、蓮田太二理事長・院長)が、平成23年1月に新設した本館南側の新産科棟「マリア館」の利用が好調だ。きめ細かくアメニティに配慮し全室個室。「出産に立ち会いたい」という家族の要望が増えていることから分娩室の個室化も図った。翌年4月には本館産科棟の病棟もリニューアルし暖炉やシャワールームを設けている。また、日本で初めての事例となった「こうのとりのゆりかご」は平成19年5月10日に運用を開始してから5年が経過。これまでに計83人の子どもが預けられた。平成24年の1月〜3月までは預け入れが0件と数自体は減少しているが、今も九州内外から相談がある。「身近な所で対応できるよう、その地域に住む方と連携が図れるようになれればと考えている。また、ゆりかごのような事業が全国に広まってほしい」。蓮田理事長に「マリア館」の概要や「ゆりかご」の現状、今後の展望などについて聞いた。

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資料

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