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くまもと経済最新号Latest Issue

2024年1月 Vol.511表紙
2024年1月 Vol.511
表紙の人
「予測不可能な時代を生き抜くグローカル人材を」
小野長門
(崇城大学学長)

特集

熊本展望 2024トップに聞く熊本の明日

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行した5月以降、人流の増加やインバウンド需要の回復などを背景に社会経済活動の正常化が進み、個人消費を中心に県内景気は回復傾向にある。しかし、多くの業種で人手不足が顕在化し、物価高やエネルギー、原材料価格の高騰など企業経営を取り巻く環境は複雑かつ予想しづらい状況が続いている。
 一方で、24年末のTSMC新工場の稼働開始を控え、半導体関連企業の集積や設備投資、道路インフラ、工業団地の整備計画などが具体化し、建設、物流、不動産、宿泊、飲食、小売りといった幅広い業種に進出効果が波及している。さらなる景気の好循環に期待がかかる2024年。各業界、分野のトップに、熊本の今と明日への展望を聞いた。

新春グラビア 繋ぐ TSUNAGU 2024

 2024年は半導体世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)の新工場稼働など熊本の未来をつなぐ企業やインフラの動きが活発になりそうだ。熊本地震や豪雨災害からの復興も着実な進展を見せている。今回、次代へとつながる県内の現場をカメラで追った。

特別インタビュー「熊本から日本の半導体産業発展に貢献」堀田祐一JASM社長

半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が菊陽町原水に建設している新工場の運営を担う子会社japan Advanced Semiconductor Manufacturing (JASM=本社・同地)の堀田祐一社長は、くまもと経済の取材に書面で回答し、「工場建設は2023年末にかけて完成する予定で、計画通りに進ちょくしている。製造装置の搬入は今年10月からスタートしており、24年末からの生産開始に向け着実に準備を進めている」と話した。堀田社長にTSMC、JASMの事業慨要や生産体制、水資源管理をはじめとする環境対策などについて聞いた。

特別企画

・2024年新春誌上名刺交歓
・熊本学園大学同窓会「志文会」特集 


インタビュー

特別インタビュー
「熊本から日本の半導体産業発展に貢献」
堀田 祐一JASM社長

くまもと経済は毎月30日前後に発刊。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のため の情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,892円/年間購読:19,000円