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くまもと経済最新号Latest Issue

2023年11月 Vol.509表紙
2023年11月 Vol.509
表紙の人
「31町村と連携し県土の均衡発展へ注力」
竹ア一成
(熊本県町村会会長(芦北町長))

特集

表紙の人 竹ア一成 熊本県町村会会長(芦北町長)

31町村と連携し県土の均衡発展へ注力

TSMC進出で国際貨物に期待大
国際定期便3路線に 来年2月北海道チャーター便 熊本空港関連

新型コロナウイルス禍が落ち着き、熊本空港(益城町小谷)の周辺≠ェ慌しくなってきた。とりわけ航空各社が大きな期待を寄せるのが半導体世界大手、TSMC(台湾積体電路製造)の進出で見込まれる半導体関連など国際航空貨物の需要増。ANAは10月、輸出入に備え熊本空港初の電子通関システムを導入、JALも近く導入予定で需要増に対応する。

学生の受験企業「厳選傾向」が加速
第二新卒やリファラル採用に着目も 「対面採用」復活する24年卒採用就職戦線

10 月1 日、県内各地では内定式が開かれ、2024 年3 月卒業予定者(現在の大学4 年生)の採用就職戦線は一つの区切りを迎えた。コロナ禍の収束や5 類移行を受け、企業では従前のオンラインから対面での採用やインターンシップに移行する企業が増加。学生と直に接することで「熱量」が伝えられ、内定増や辞退者減につながった企業もいる。一方、学生はインターンシップで業種を絞り、就活解禁後は企業を厳選してエントリーや受験に臨む「厳選傾向」が加速している。

JR九州が2棟目のタワーマンション
熊本駅周辺や都心に底堅い需要  市中心部マンション開発

熊本駅周辺や熊本市中心部で総戸数100戸を超える大型分譲マンションの開発が相次いでいる。JR九州は新幹線口側の第2駐車場南側に2棟目となる236戸のタワーマンションを建設。熊本城に近い新町1丁目では穴吹工務店と西日本鉄道の共同プロジェクトとして168戸のマンション建設が進む。

社員の声を聞き、働きやすい環境整備 
女性役員登用に意欲 ダイバーシティ経営A 女性経営者の視点

世界経済フォーラム(WEF)による23 年のジェンダーギャップ指数が146か国中125 位と世界に後れを取り、未だ女性活躍が課題となっている日本。トップ層に女性が増えることは経営に新たな視点が加わることになり、多様性の促進につながるが、国内の女性社長比率は22年時点で8.2%(帝国データバンク)、上場企業の役員比率は9.1%(東洋経済新報社「役員四季報」)と未だ低い水準にとどまっている。

特別企画

・熊本医療最前線2023-24
・経営者のための法律相談Vol.210
 北里敏明 代表社員弁護士
(北里総合法律事務所)
・今月の立地協定締結企業

インタビュー

全国初の「半導体分野等外国企業支援デスク」設置
斉藤 浩史 日本貿易振興機構(ジェトロ)熊本事務所長

くまもと経済は毎月30日前後に発刊。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のため の情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,892円/年間購読:19,000円