本社工場内に板金車検センターを新築
　イズミ車体製作所　長嶺工場を集約

検診車、福祉車両などの特種車両架装メーカー・�潟Cズミ車体製作所（大津町岩坂、古庄忠信社長）は、同地の本社工場内に板金車検センターを新築している。６月中に完成し７月稼働予定。
鉄骨造り平屋建てで、建築面積は約３３０�u。塗装ブースやリフト、パワーレールなどを備え、乗用車の板金や大型車の車検にも対応する。熊本市長嶺東８丁目の長嶺工場とそのスタッフ１０人を集約、人材や設備を共有し作業の効率化を図る。
國武幸弘専務は「車検時に板金もできるメリットを最大限利用してもらえる環境を整えた。車や搭載機器の不具合に、柔軟かつ迅速に対応できます」と話している。
同社は２００７年、本社工場を熊本市南高江３丁目から現在地に移転したのを機に車検場を整備し０８年に認証工場、０９年から民間指定工場に指定されている。なお０９年度の検診車の制作台数は５６台（レントゲン機器搭載有）で全国１位。 （中原）